アイロン・プレス時の注意~How to アイロン~

ファスニング製品を使用した製品にアイロン・プレスを行う際には、思わぬ破損や変形を避けるため、以下の事項に注意ください。

ファスナー全般

ファスナーを閉じ、直接アイロンが当たらないよう、必ず当て布をしてから行ってください。

スライダー部分は避けて行っていただくことをお勧めいたします。圧力が加わりますと、引手破損、スライダーの口怪潰れによる摺動不良(重たくなる)などの要因となります。仕様上どうしても避けられない場合は、引手を反転させず、正しい方向性に倒した状態(正転)で行ってください。

ロックピンが上がった状態で高温などの環境におかれると、樹脂のロックピンにクリープ現象(荷物を継続的にかけると徐々に変形していく現象)が発生し昜くなります。

スプリング部が変形し、バネ性がなくなり、ロック不良の原因となりますので、ご注意ください。

材質によってアイロンの温度は変わります。特に、ビスロン®ファスナーやコイルファスナーは、高温になるとエレメントが変形したり溶けたりする可能性があります。

※上下止め・開き具が樹脂仕様の場合も変形する可能性があります。

ファスナーにアイロンをかける際は、材質に限らず、必ずファスナーを閉じ、スライダーの引き手を裏返したり立てたりせず、正常な位置に固定し、ファスナーを閉じてから、直接アイロンが当たらないよう必ず当て布をしてから行ってください。

※スライダー部分は避けて行ってください。圧力が加わると、引手破損、スライダの口径潰れにより、動作が重くなる等といった要因につながります。仕様上どうしても避けられない場合は、引き手を反転させず(アイロン先端にたいして引手が反対側)、正しい状態に倒した状態で行ってください。

 

〈素材別耐アイロン温度表〉

 コイルファスナー

160度

FLATKNIT® 150度
コンシール®ファスナー 130度
ビスロン®ファスナー 160度
透明コイルファスナー 80~120度

※AguaGuard®はアイロンをかけないでください。

 

ビスロン®・コイルファスナー

高温になりますと、エレメントが変形したり溶けたりする可能性がありますので、適切な温度で、必ず当て布をして行ってください。上下止・開具が樹脂仕様の場合も変形する可能性がありますので、ご注意ください。

◆変形・溶けの事例